2.2.6.3. mijin Catapult(v.2) の定期的なノードのバックアップ

本章では、AWS上の mijin Catapult(v.2) のノードのデータをバックアップする手順を説明します。
ノードをバックアップすることで、 万が一リージョン障害などがあった場合など、 mijin Catapult(v.2) のブロックチェーンデータから復旧することができます。
作成日:

2022/8/1

更新日:

2022/9/13

2.2.6.3.1. AWS Backup サービスについて

EC2インスタンス上で動いてる mijin Catapult(v.2) を容易にバックアップする 「AWS Backup」を使用し、バックアップを定期的に実行します。
AWS Backupについて知りたい方は、以下を参照してください。

2.2.6.3.2. バックアッププランの作成

説明

上タブにあるサービスをクリックします。
ストレージをクリックします。
「AWS Backup」 サービスをクリックします。
../../_images/aws_backup1.ja.png

「バックアッププランの作成」をクリックします。

../../_images/aws_backup2.ja.png
[起動オプション]
新しいプランを立てるをチェックします。
バックアッププラン名を記載します。
[バックアップルールの設定]
バックアップルール名を記載します。
バックアップウィンドウをカスタマイズをチェックします。
バックアップの開始時間を設定します(UTC時間)。
コピー先にコピーで任意のリージョンを指定します(※1)。
「プランの作成」をクリックします。
../../_images/aws_backup3.ja.png
[全般]
リソース割り当て名を記載します。
[リソース選択]
「特定のリソースタイプを含める」をチェックします。
リソースタイプ:EC2
インスタンスID:ここでは PEER3 ノードを選択します。
「リソース選択」をクリックします。
../../_images/aws_backup4.ja.png

注釈

バックアップするノード(EC2インスタンス)を複数指定してバックアップすることはできますが、
mijin Catapult(v.2) は1つのノードにあるブロックチェーンデータから全てを復旧できるため、定期的なバックアップは一つのノードだけバックアップすれば問題なく、コストを抑えることができます。
※1 コピー先のリージョンを同一リージョンにすると、 バックアップしたスナップショットからリストアする にて復旧することができます。
別リージョンにすることで、ディザスタリカバリなどの対災害対策とすることもできます。